NECは、ワンセグ視聴者がデータ放送内のSNSコンテンツから番組にリアルタイムに参加可能なシステムを、テレビ新広島(TSS)に導入したことを発表した。
買い戻し主体に急速に切り返し、平均株価は17円高と3日ぶり反発=東京株式市場・11日前場
11日前場の東京株式市場では、急速に切り返し、平均株価が前日比17円20銭高の1万2549円33銭と3日ぶりに反発した。前週末から平均株価が700円超下落していたこともあり、自律反発狙いの買いや買い戻しが入ったほか、先物市場で「225先物に3000枚、TOPIX先物に2000枚のショートカバー(売り方の買い戻し)が入った」(中堅証券)ことで、戻り歩調を強め、平均株価はプラス転換。FRB(米連邦準備制度理事会)による緊急利下げ観測も根強く、GLOBEX(シカゴ先物取引システム)で米株価指数先物が強含みで推移したことも後押し要因となった。寄り付きは、前日の米国株安や円高進行を嫌気したほか、合計720億円の売りバスケット観測などで売りが先行し、取引時間中で連日の昨年来安値更新となる場面もあった。
市場からは、「全般相場は下げ渋ったが、戻す材料はなく自律反発の域を出ない。商いも膨らまず、リンク債のノックインも警戒される。また、前日から電力や食品などディフェンシブ・セクターへの物色が目立ち、ポートフォリオをベア型に移行している可能性もある。一方で、注目はREIT株。配当妙味があるうえ、出来高が増加傾向にあり、底値形成の動きになりつつある」(みずほ証券・エクイティ調査部・北岡智哉ストラテジスト)との声が聞かれた。東証1部の騰落銘柄数は値上がり665、値下がり917。出来高は10億8478万株。売買代金は1兆1103億円。東京外国為替市場では、1ドル=101円台後半(前日終値は1ドル=102円04銭)で取引されている。
JFE、新日鉄、合同鉄、中山鋼など鉄鋼株が買い戻され、東証業種別で値上がり率首位。住友鉱や三菱マ、アサヒプリ、DOWA、東邦鉛など非鉄金属株も切り返した。08年3月期営業最高益観測のオークマや森精機 、コマツ、アマダ、JUKIなど機械株や、川崎汽、郵船、商船三井、太平海など海運株も戻り歩調。NY原油先物価格の最高値更新を背景に、新日鉱HD、昭シェル、AOCHDなど石油関連株もプラス圏に浮上した。
個別では、米系2社主導で再建と報じられたグッドウィルがストップ高。上限1万株の自社株買いを発表したリサも大幅高に買われたほか、スカパーJ、サンシティ、新興プランなども値上がり率上位に連なった。
半面、信用不安の高まりから、三菱UFJ、みずほ、三井住友のメガバンク株が連日の昨年来安値更新となり、野村、マネクスBH、丸三証、いちよしなど証券株も軟調。オリックス、SFCG、ジャフコなどが新安値を付け、武富士、アコム、三菱Uリースなどノンバンク株にも売りが先行。日本興亜、ミレアHD、あいおい、三住海上など保険株も売り物に押された。
個別では、08年3月期連結業績予想の下方修正を発表した住生活Gが一時ストップ安に連日の昨年来安値更新。立会外分売10万株を発表した進学会も連日の新安値となったほか、期末配当見送りのナカヨ通、日油、TISなども急落した。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:株式新聞社